ロビーは洋から和へ大変身

今日は12月25日。クリスマスの日です。
イエスキリストの誕生日ですね。
クリスチャンは、ミサでお祈りを捧げます。

しかし、ある人たちにとっては25日の夜は、1年で一番忙しい夜になります。
ホテルやデパートの夜に彼らは動き回ります。

それは、ロビーやショッピングウインドウの飾りつけに関わる人たちです。
25日から26日に替わる夜に、見事なぐらいの変化が行われるのです。

それまでのクリスマスの飾りつけがお正月の飾りつけに一夜にして変わるのです。
すなわち洋から和への変化です。

いつも思うのだけで、それは見事というしかありません。
１か月近く、あれだけ街に溢れていたクリスマスソングやサンタさんは、その日を境に
まったく聞こえなくなり、見なくなるのです。少しぐらいは残していてもいいのに。

逆に街には門松やしめ縄をはじめ松に梅の木の飾りつけがあふれてきます。
新しい年に替わる瞬間、除夜の鐘から初詣に向かって一直線に進んでいきます。

なかなか、変われない自分だから、この見事な変わり身に驚きとうらやましさを感じるのかも知れません。